KL トゥアンク・アブドゥル・ラーマン通り周辺のナイトマーケット

セントラルマーケットの横の道を北方向に歩いて行くと500mぐらいでマスジッド・ジャメ駅に着きます。道を歩いたり渡ったりするのに少し戸惑うかもしれませんが、このあたりは比較的歩きやすい場所です。

駅の北側あたりからは、クアラルンプールに2つあるリトル・インディアのうちの一つが広がっています。駅から伸びているアーケードには土産物屋の露店がたくさん。その先にはインド系のショップやショッピングモールが並んでいます。


そして、毎週土曜日には、ずらっと黄色いテントの露店が並びます。場所は、南北に走る大通りのJalan Tuanku Abdul Rahmanから一つ東に入ったあたり。

クアラルンプール市のHPを見ると100近くのナイトマーケットがあるみたいですが(リンク)ここもそのうちの一つ。ここのマーケットは夜だけではなくて、昼過ぎにはもうけっこう露店が並んで賑わっています。


露店はKLの文字が入ったこのテントを使っている
意外(?)とちゃんと管理されているみたい
Pasar Malamはナイトマーケットの意味

ここは、リトル・インディアと呼ばれるので露店はインド系なのかと思いきや、マレー系の店が多いようです。特に食べ物はマレーのものがよく並んでいます。



色つきご飯各種
青いのは花びらで着色している。トレンガヌとかクランタンとかマレー文化の濃いところでよく食べるらしい。味は普通のご飯。
奥にテーブルと椅子があってその場で食べることができる
手で食べている人も多いが、頼めばプラスチックのスプーンとフォークが出てくる(たぶん)。おかずは大体見た目通りの味がするので、好みで選べばとても美味しい。
露店のため衛生面がちょっと気になるので、試すなら早めの時間帯のほうがいいかも


お菓子
写真がないけれどいろんな種類のお菓子が売られている。安い。



いろんな食べ物
必ずしもマレーシアのものに限らない

そしてこの場所リトル・インディアは、生地や服飾の街としても有名。繊維製品の大生産国インドと関係が深いためでしょうか。ほとんど輸入品だと思いますが周りの建物には生地や服など繊維製品の店がいっぱい並んでいます。

露店にも服を売っている店はたくさんあるけれど、背後のビルにある店は夜は閉めているところが多いので、こういう店を覗くのであれば昼間に行く必要があります。


服を売る露店もたくさんある


最初の写真の看板は見にくいがGedung Kainと書いてある
Gedungはビル、Kainは布の意
小さな店がたくさん入ったビルがいくつかあるが、夜は閉まっているのが多かった
名古屋という店は各地にあるみたいで、マラッカにも大きな店があった
地元の人が使う比較的安価な布製品をたくさん並べてある
なぜ「名古屋」なのかは知りません



壁一面がショーウィンドーになっている繊維製品を売るビル

クアラルンプールとその周辺ではたくさんナイトマーケットをやっていてそれぞれ特徴もあるようです。ここは街の中心部にあってLRTを使った交通のアクセスも良く、さらにマスジッド・ジャメ(モスク)や独立広場など観光スポットにも近いわりには、旅行者にはあまり有名ではないみたいですね。日本語で紹介するサイトはほとんど見つかりませんでした。

一つの理由は土曜日しかやってないことでしょうか。それから、観光客向けではなく完全に地元の人向けといった感じなのが理由かもしれません。

でも、離れた場所のナイトマーケットに行くのはなかなか大変だし、日程さえ合えば雰囲気を味わうために一度は訪れてみてもいい場所じゃないかと思います。



セントラルマーケットからマスジッドジャメ駅に歩いてくる途中にあるレストラン
以前ぶらぶらした時に地元の人がたくさん食べているので入ってみたら美味しかった
牛肉団子麺とチキンライスがウリみたい
写真はチキンライス
残念なのはビールを置いてないこと!
soong kee beef ball noodleで検索すれば出てきます

よくガイドに出てくるColiseum Cafeもこのエリア
ボリュームのある洋食
横にバーもある

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チャイナタウン(クアラルンプール)

日本とマレーシア以外のいわゆるチャイナタウンには行ったことがないので、クアラルンプールのチャイナタウンが他の国のものと比べてどうなのかはよくわかりません。

一つ言えるのは横浜の中華街のように大小さまざまの食べ物店が並んでいるというより、安い雑貨(偽ブランド品含む)の屋台がずらっと並んでいるのが特徴です。屋台だけを見ていると、各地でやっているナイトマーケットと売っているものは大差なさそうです。

ただし、チャイナタウンと言うとおり、ここはもちろんもとからの街があって、そこにはレストランやいろんなショップ、ホテル、真ん中には地元の人が通う市場があったり、歴史を感じる建物も多くて、見てまわる価値は十分あると思います。

私も何かを買うことはあまりありませんが、気軽に行ける場所なので何度もうろうろしている場所です。

チャイナタウンのガイドはたくさん出ているし、私は特に詳しいわけではありませんが、写真をいくつか並べておきます。


チャイナタウンの入り口、これは北側の門
これを突っ切った反対側にも門がある



夜のにぎわい

東の端を南北に走る通り(Jalan Sultan)沿いにはレストランが多い

ここのあさりソバにはまった人がいた
あさり多すぎ!
(Petaling Streetの北門の道を挟んだ向こう側、少しセントラルマーケット寄り)

小さな市場
魚屋や地元の人が食事する場所などがあったが、特におもしろそうなものはなかった
昼間覗いた限りでは不安は感じなかった
(この入り口は関帝廟のすぐ横)


こちらは入り口周辺にTATTOO(刺青)屋がいっぱい
入りませんでした
 
亀ゼリーの恭和堂
香港の店?
Petaling Streetの門のすぐ横、南北どちらの門の横にもある

アクセサリーや首飾りの材料を売っている店
高級ではないけどものすごい種類
中国からの輸入だろうか
(関帝廟の真向かい)


これは飾り付け用品専門店
店舗向けの業務用だと思う
こんな店がほかにもあった


モダンなカフェもある
休憩に最適


左下はレゲエ・バー(Reggae Bar)
ちゃんと酒が飲める店はこのあたりではここしか知らない
中華料理店はビールばっかりですからね
(関帝廟のある通り)

ウォールアート
残念ながら先日行ったら工事で無くなっていました


見えにくい場所だけど、こんなにカラフルにしている
ナシレマ(マレー系の代表的料理)ののぼりがあるのが面白い
マレーシア人は食べ物には貪欲で、民族なんか関係なく美味しいものを求める


街角で見つけたトラック
SPY LOGISTICSと書いてある
運送会社のようだが去年空港で暗殺事件があったこの国...笑えない(笑)

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クアラルンプールのバリアフリー度(4)

それでは歩道の状態やメンテナンスがどうなっているかというと、もちろん有名な観光スポット沿いや人の往来の多いところはきれいに整備され、比較的メンテナンスも行き届いています。


きれいに整備してある歩道
 

だけど、大通りから少し離れたり古くなったりしたところは、どうしてもメンテが行き届かなかったり歩行者への配慮が不十分になりがちです。


メンテがなかなか行き届かない。また、歩行者への配慮が不十分なことも多い。
 

 

ぼんやり歩いていると危ないことも 
(写真はクアラルンプールではありません)

こうなると通行人がますます減り、それにつれてモラルも低下してくるんじゃないかと思います。


歩道が駐車場に

一度クアラルンプール市役所の人と話す機会があったので「もっと歩道の整備をした方がいいんじゃないですか」と聞いてみたことがありますが、「それは分かっているけれどマレーシアは日本と違って暑いし簡単ではない」と言っていました。思わず「日本の夏の方がずっと暑いですけどね」と言ってしまいましたが、まあここは一年中暑いですから気持ちもわからないでもありません。

それにマレーシア人の友人にも聞いてみましたが、マレーシアではモータリゼーションの波が続いていて、自分の車を持つことがステータスシンボルになっているので、汗だくになって歩くような人は変な目で見られるとのことでした。確かに都市部ではなにごとも文字通りクールにスマートにこなそうという雰囲気があります。

しかし、そういう人たちが乗っているたくさんの車が毎日大渋滞を起こして結局車の中でイライラしてるという皮肉な状況も起きています。きっとその中には車の通勤がいやで、できれば運転したくないと思っている人もいると思うので、まずはそういう人に車の使用を控えてもらえるように、もっと公共交通を充実させてはどうかと素朴に思います。


通勤時間帯の渋滞は慢性化している

MRTは昨年7月に開通した1号線の他に、いま工事が進められている2号線、さらにKL中心部を取り囲む環状の3号線の計画があります。3号線は財政負担の懸念から実現が危うくなっていますが、ぜひこういう公共交通機関を最大限に活かして通勤の車を減らし、KLの渋滞が緩和されればと思います。

そのためには、自宅から最寄り駅までと、降りた駅から職場などの目的地までスムーズに行けるように歩道の整備やバス路線の充実がとても重要でしょう。さらにそれは車椅子を使う人や高齢者、小さな子供がいる家族連れなどにとっても、いまよりずっと行動範囲が広がることに繋がるんじゃないかと思います。ついでに私のような外国人や初めてKLに来たツーリストなども、気楽に街を散歩できるようになればなおいいと思います。

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