マレーシア製品で何か今までにないものがないかと探していたらインターネットで見つけたバティック・ブティック(Batik Boutique)というブランド。一目見て新しいバティックを追い求めていることがわかり、興味を持ちました。
昨年12月にクアラルンプール郊外(Desa Seri Hartamas)の店を訪ねた時の写真です。この3Fのショールームの反対側はオフィスになっています。
ホームページを見ると、このブランドは米国人女性とマレーシア人女性の友情から生まれ、低賃金で働く女性の生計向上を目標とした社会起業として政府系機関から賞も受けているとのこと。
まず地方の多くのバティック製作者と協力して生地をつくり、つぎに縫製技術を訓練するセンターを設置してこの生地を使ったファッションやギフト製品をつくり、これによって今150人以上の人が適正な賃金とスキルを身につけるようになっているそうです。
今年2月に訪問した時にはオフィスのある建物の1階に実店舗もオープンしていました。
伝統的な技術を使いながら、多くの人と協力して新しいデザインの製品を作り続けているバイタリティーに私は素直に感心してしまいました。
バティック・ブティックがつくる製品のごく一部ですが、当店の一部の製品はここから仕入れたものです。また、バティックブティックのホームページは英語ですが、他の製品やバティック製作の様子がよくわかる写真がアップされていますので、よろしかったらのぞいて見てはいかがでしょうか。
カラフルなPVC(ポリ塩化ビニル)の 幅広の紐で編んだかごバッグ。マレーシア、ボルネオ島のペナン族の伝統 に裏打ちされた複雑で緻密な編み方で、 実用性もしっかり確保されています。
手のひらの中の彼女(亜東 林)
シライン(亜東 林):改訂版
LIARS IN SPACE (Rin Ato):シライン英訳版